山の下りでドシャ降りに遭って、安物カッパの中まで濡れて震えた。あの日からレインウェアは本気で選ぶようになった。登山で頼れる6着を集めた。
この記事で紹介するレインウェア6選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | モンベル サンダーパス ジャケット | ![]() |
頑丈で動きやすい定番 | Amazon楽天 |
| 2位 | ミズノ ベルグテック アクアブロック | ![]() |
価格が手ごろな防水ジャケット | Amazon楽天 |
| 3位 | コロンビア ワキーナフォールズ 3L | ![]() |
柔らかく動きやすい3層 | Amazon楽天 |
| 4位 | ザノースフェイス マウンテンレインテックス | ![]() |
本格ゴアテックスの高耐久 | Amazon楽天 |
| 5位 | コロンビア マウンテンズアーコーリングIII パンツ | ![]() |
下だけ足せるレインパンツ | Amazon楽天 |
| 6位 | ミズノ 上下セット ベルグテックEX | ![]() |
上下そろって始められる | Amazon楽天 |
レインウェアは上下セットで選ぶのが基本
山の雨は上からに限らず、風にあおられて下からも入ってくる。だからレインウェアは、上着だけのポンチョより上下がそろったセパレートを選びたい。
上下に分かれていれば、下半身までしっかり守れて、歩いても濡れにくい。コンビニのビニールカッパで山に入ると、中は汗と雨でびしょ濡れになり、体温を奪われて危ない。まずは上下がそろうことを前提に選ぼう。

ぼくも最初はジャケットだけで山に入って、ズボンがずぶ濡れになりました。下も守るって本当に大事なんですよね。
素材と数字の見方 耐水圧と透湿
次に見たいのが素材の数字だ。ここを外すと、雨の中で中まで浸みてくる。
素材はゴアテックスが有名だが、モンベルのドライテック、コロンビアのオムニテック、ミズノのベルグテックなど、各社が独自の防水透湿素材を持っている。名前が違っても、耐水圧と透湿の数字を見れば実力はつかめる。
選び方の動画も置いておく。耐水圧や透湿の見方を短くまとめてくれていて、数字が苦手な人でも入りやすい。
6着を並べた比較表
6着を素材と使い勝手で並べた。着て動いたときの「動きやすさ」と、バックパックに入れる「軽さと収納」、雨風に耐える「耐久性」も星の数で表した。星が多いほど良い。
| 商品 | タイプ | 動きやすさ | 軽さと収納 | 耐久性 |
|---|---|---|---|---|
| モンベル サンダーパス | 上 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| ミズノ ベルグテック | 上 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| コロンビア ワキーナ | 上 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ノースフェイス マウンテン | 上 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| コロンビア パンツ | 下 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ミズノ 上下セット | 上下 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
レインウェアのおすすめ6選 登山で頼れる防水モデル
ここからは順位ごとに紹介する。自分で着たものは正直に体験を、それ以外はレビューや販売店の話をもとに書いている。
第1位 モンベル サンダーパス ジャケット

最初の1着に選ぶなら、頑丈さと値段のバランスでこれが外しにくい。今も使っているが、ドライテックの3層でゴワつきが少なく、肩回りに余裕があって腕を上げても引っかからない。藪をこいでも生地がへこたれず、雨の縦走で頼りになった。
ただ、耐久を優先したぶん生地は厚めで、たたむと少し大きめだ。とにかく軽さを削りたい人には、もっと薄いモデルのほうが向く。
頑丈で動きやすい、最初の1着に向く定番。
第2位 ミズノ ベルグテック アクアブロック レインジャケット

価格を抑えつつ登山の性能を持たせたい人に選ばれているのがミズノだ。独自のベルグテックで、雨をはじきながら内側の蒸れも逃がしてくれる。レビューでは、初めての登山でこの値段この防水なら十分という声が目立った。
手ごろな値段で、登山に必要な防水と透湿をきちんと押さえている。山を続けるか迷っている入門の1着に向く。
ただ、上位モデルほどの軽さや生地の薄さはない。何度も雪山や長期縦走に使うなら、いずれ本格的な1着もほしくなる。
価格が手ごろで、入門の1着に向く防水。
第3位 コロンビア ワキーナフォールズ 3L シェル

柔らかさと動きやすさで気に入ったのがこのシェルだ。以前これを雨のハイキングで着てみたが、生地にストレッチがあって、岩場で大きく足を上げても突っ張らなかった。オムニテックの3層で防水もしっかりしている。
ただ、ストレッチ素材のぶん、ごく薄い軽量モデルと比べると少し重い。1グラムでも削りたい人は、そこは気になるかもしれません。
柔らかくストレッチが効いた、動きやすい3層。
第4位 ザノースフェイス マウンテンレインテックスジャケット

1着で長く戦いたい人に向く、本格ゴアテックスのジャケットだ。日本の会社が体型に合わせて作っているので、着たときの収まりが良いという声がレビューで多い。生地がしっかりしていて、荒れた稜線でも安心感がある。
ゴアテックスの防水透湿と厚めの生地で、雪の入り口まで長いシーズン頼れる。山でも街でも様になるデザインだ。
ただ、値段は高めで、そこは覚悟がいる。生地が厚いぶん重さもあるので、真夏の低山を軽く歩きたいだけなら、もっと薄い1着でも足りる。
本格ゴアテックスで長いシーズン頼れる高耐久。
第5位 コロンビア マウンテンズアーコーリングIII パンツ

上着は持っているけれど下だけ足したい、という人にちょうど良いレインパンツだ。オムニテックの防水にストレッチが加わり、歩幅を広げても引っかからないとレビューで評判が良い。裾のファスナーで靴を履いたまま着脱できる。
ただ、これは下だけなので、上着は別に用意がいる。すでに気に入ったジャケットがある人向けの、買い足し用の1本だ。
下だけ買い足せる、動きやすいレインパンツ。
第6位 ミズノ レインウェア上下セット ベルグテックEX ストームセイバーVI

上下がそろって届く、はじめの1式にちょうどいいセットだ。以前この上下を旅先の急な雨で着たが、上も下も同じ生地でそろっているので、防水の力にムラがなくて安心だった。1着ずつ買うより、そろえる手間が省ける。
上下がまとめて手に入るので、これから山を始める人が最初にそろえやすい。耐水圧も登山向けの数字を確保している。
ただ、上下セットのぶん収納はやや大きめで、超軽量モデルほどは小さくならない。まずは1式そろえたい、という人に向く。
上下そろって届く、始めるための1式。
レインウェアを長持ちさせるお手入れ
良い1着を選んでも、手入れをしないと水をはじく力は落ちていく。ここを知っておくと、性能が長く保てる。
撥水スプレーも助けになる。表面の水はじきが弱ってきたら、撥水スプレーをかけ直すと復活しやすい。やり過ぎると透湿をふさぐので、弱ってきたときだけで十分だ。

わたしは山から帰ったら必ず陰干ししてます。ひと手間だけど、次の雨のときの安心感が全然違うんですよね。
レインウェアと一緒にそろえたい雨対策
雨の日は、上下のウェアだけでなく小物もそろえると、山での過ごしやすさが変わる。初めての人ほど一緒に見ておきたい。
西村 隆之アウトドア道具を得意とする筆者。登山用品店のスタッフや実際の利用者への取材とリサーチをもとに記事を書いています。雨の山で着たときの手触りを大切にお届けします。


