付属のイヤーピースのまま、音がこもって損していた時期がある。1つ替えただけで世界が変わった。音と着け心地で選んだ7つを紹介する。
この記事で紹介するイヤーピース7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | コンプライ TrueGrip Pro TW-200-C | ![]() |
遮音が段違いの低反発 | Amazon楽天 |
| 2位 | JVC スパイラルドット++ | ![]() |
こもりを抑える凹凸構造 | Amazon楽天 |
| 3位 | AZLA SednaEarfit XELASTEC II | ![]() |
体温で吸い付くTPE素材 | Amazon楽天 |
| 4位 | SpinFit Omni | ![]() |
首振り構造でよくフィット | Amazon楽天 |
| 5位 | final TYPE E | ![]() |
音のまとまりが良い定番 | Amazon楽天 |
| 6位 | オーディオテクニカ AT-ER500 | ![]() |
クセのない素直な着け心地 | Amazon楽天 |
| 7位 | ソニー ハイブリッド EP-EX11M | ![]() |
安く試せる定番シリコン | Amazon楽天 |
イヤーピースを替えると何が変わる?
イヤーピースは、イヤホンの先に付いている小さなゴムの部品だ。地味だけれど、ここを替えるだけで音と着け心地がガラッと変わる。
耳にしっかり密閉できると、低音が逃げずに厚みが増し、周りの音も入りにくくなる。付属品が耳に合っていないと、低音が抜けてスカスカに聞こえたり、外の音が混ざって聞こえたりする。まずは自分の耳に合う1つを見つけるのが近道だ。

ぼくは付属のまま何年も使ってて、替えたときの低音の変化に本当に驚きました。もっと早く替えればよかったです。
選ぶときに見るのはサイズと素材
選び方はむずかしくない。見るのはサイズと素材、そしてイヤホンに合うかの3つだ。
素材は大きくシリコンとフォームに分かれる。シリコンは柔らかくて水洗いでき、フォームは低反発で密閉して遮音が強い。音を静かに聴きたいならフォーム、丸洗いして長く使いたいならシリコンが向く。買う前に、手持ちのイヤホンの軸に合うサイズかも見ておきたい。
7つを並べた比較表
7つを素材で並べた。耳をふさぐ「遮音性」と、長く着けたときの「着け心地」、音の「クリアさ」も星の数で表した。星が多いほど良い。
| 商品 | 素材 | 遮音性 | 着け心地 | 音のクリアさ |
|---|---|---|---|---|
| コンプライ TrueGrip Pro | フォーム | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| JVC スパイラルドット++ | シリコン | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| AZLA XELASTEC II | TPE | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| SpinFit Omni | シリコン | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| final TYPE E | シリコン | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| オーディオテクニカ AT-ER500 | シリコン | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ソニー EP-EX11M | シリコン | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
イヤーピースのおすすめ7選 音質と遮音で選ぶ交換用
ここからは順位ごとに紹介する。自分で着けたものは正直に体験を、それ以外はレビューや販売店の話をもとに書いている。
第1位 コンプライ TrueGrip Pro TW-200-C

静けさがほしい人にまず推したい、低反発フォームの定番だ。今も使っているが、指で潰して耳に入れると体温でむにゅっと広がり、耳の奥までぴたっと密閉する。電車の走行音がすっと遠のいて、音量を上げなくても細かい音まで聞こえるようになった。
ただ、フォームは水洗いができず、シリコンより早くへたる。数か月ごとに替える消耗品と割り切る必要がある。そこがネックだと感じる人もいる。
遮音が段違いの低反発フォーム。静かに聴きたい人に。
第2位 JVC EP-FX10ML スパイラルドット++

音のヌケの良さで人気を集めているシリコンだ。内側に細かい凹凸の点があり、音のこもりを抑えて広がりのある鳴りになるとレビューで評判が良い。ボーカルがすっきり前に出て、こもりがちなイヤホンに合わせると化ける。
凹凸構造で音がこもりにくく、抜けの良いクリアな鳴りに寄せられる。シリコンなので水洗いもできて長く使える。
ただ、密閉して静かにしたい人には、フォームほどの遮音はない。音のクリアさを取るか、遮音を取るかで好みが分かれる。
こもりを抑える凹凸構造で、抜けの良い音に。
第3位 AZLA SednaEarfit XELASTEC II

体温で耳に吸い付くような密着で知られる、TPE素材の1つだ。柔らかい特殊素材が肌に沿って、汗をかいても外れにくいとレビューで支持されている。密着するぶん低音が安定し、遮音も強めに出る。
体温でしっとり密着するので、運動中でもずれにくく、音の土台が安定する。付け替えの当たり外れが少ない。
ただ、素材が柔らかくて表面がくっつきやすいぶん、ホコリが付きやすい。定期的に拭く手間はかかる。値段もシリコンより高めだ。
体温で吸い付くTPE素材。ずれにくく密着する。
第4位 SpinFit Omni

軸が首を振る独自構造で、多くのイヤホンに合わせやすいシリコンだ。イヤーピースの傘が耳の角度に合わせて動くので、どんな耳道でも面で当たるとレビューで評判が良い。フルワイヤレスにも有線にも対応する。
ただ、柔らかくよく動くぶん、耳道が浅い人だと少し奥までは入りにくいことがある。サイズ違いを試して、いちばん収まる1つを選びたい。
首振り構造で、どのイヤホンにも合わせやすい。
第5位 final TYPE E

音のバランスの良さで長く支持されている定番シリコンだ。以前このタイプを使ってみたが、傘の内側と軸で硬さを変えてあり、耳当たりは柔らかいのに音の芯はぼやけない。低音から高音までクセなくまとまり、どんなイヤホンにも合わせやすかった。
音を大きく色付けせず、素直にまとめてくれるので、迷ったときの基準に置きやすい。フルワイヤレス向けのサイズもそろっている。
ただ、素直な鳴りゆえに、遮音や音の派手な変化を強く求める人には物足りないかもしれません。まずは無難な1つがほしい人向けだ。
クセのない音のバランス。迷ったときの基準に。
第6位 オーディオテクニカ AT-ER500

国内メーカーらしい素直な着け心地のシリコンだ。柔らかめの傘が耳に優しく当たり、長く着けても耳が痛くなりにくいとレビューで評判が良い。手に取りやすい値段で、最初の交換用に選ばれている。
クセのない柔らかな当たりで、イヤーピース交換の入り口として選びやすい。色やサイズもそろっていて合わせやすい。
ただ、遮音や音の変化は控えめで、劇的な違いを求める人には穏やかに感じる。まず無理なく1つ試したい人に向く。
クセのない素直な当たり。最初の交換用に。
第7位 ソニー ハイブリッドイヤーピース EP-EX11M

とにかく安く交換を試したい人の入り口になる定番だ。以前これを使っていたが、シリコンの傘とやわらかい芯を組み合わせた作りで、値段のわりに耳当たりがよく、付属品よりずっとしっくりきた。まず1袋買って試すのにちょうどいい。
ただ、価格が価格なので、上位の素材ほどの遮音や音の変化はない。しっかり効果を狙うなら、慣れたら上のフォームやTPEへ進みたい。
安く試せる定番シリコン。交換の入門に。
イヤーピースをうまく替えるコツ
替えるときにちょっと気をつけると、失敗が減る。せっかく買うなら、ここも見ておきたい。
フルワイヤレスは収納も要チェックだ。大きいイヤーピースに替えると、充電ケースのふたが閉まらなくなることがある。ケースに入るかを確かめてから選ぶと、後で困らない。

わたしは左右でサイズを変えてます。ずっと片方だけゆるいと思ってたのが、これで解決したんですよね。
イヤーピースと一緒に見ておきたいもの
イヤーピースだけでなく、周りの小物もそろえると使い心地が上がる。合わせて見ておきたい。
坂本 真紀音まわりのガジェットを得意とする筆者。オーディオ専門店のスタッフや利用者への取材とリサーチをもとに記事を書いています。耳に着けたときの生の感覚を大切にお届けします。


