地面の冷たさと石のゴツゴツで、テント泊の夜に何度も目が覚めた。コットを1台入れてから朝までぐっすりだ。寝心地で選んだ5台を紹介する。
この記事で紹介するコット5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | コールマン トレイルヘッドコット | ![]() |
下に荷物を置ける定番ハイ | Amazon楽天 |
| 2位 | コールマン コンパクトローコット2.0 | ![]() |
小さくたためる低重心 | Amazon楽天 |
| 3位 | Helinox コットワン コンバーチブル | ![]() |
張りが段違いの別格モデル | Amazon楽天 |
| 4位 | DOD バッグインベッド | ![]() |
袋が枕になる組み立て簡単 | Amazon楽天 |
| 5位 | DOD ワイドキャンピングベッド | ![]() |
横幅ゆったりで寝返り安心 | Amazon楽天 |
コットは高さで選ぶ ハイとローの違い
コット選びで最初に決めたいのが高さだ。大きくハイコットとローコットがあり、この違いで使い勝手がけっこう変わる。
ハイコットは脚が高く、ベッドの下に荷物を押し込めて、乗り降りも腰がラクだ。テント内が狭いときほど、下の空間が効いてくる。ただ、たたむと長めになりがちで、収納は大きくなる。
ローコットは背が低く重心が下がるので、寝返りを打ってもぐらつきにくい。テント内でも圧迫感が出にくく、小さくたためるモデルが多い。地面に近いぶん、冬は下からの冷えを受けやすいので、マットを合わせたい。

ぼくは狭いテントが多いので、下に荷物を置けるハイコット派です。朝の片付けがぐっとラクになりました。
寝心地を左右する2つのこと
もう一つ見ておきたいのが、布地の張りと組み立てのしやすさだ。ここで寝心地と手間がだいぶ違う。
組み立ては、脚を1本ずつしならせて留める作りが多い。最初の1本がいちばん力がいるので、しなり具合が固すぎないかを見ておくと、現地で慌てない。脚が湾曲していて接合パーツが少ないタイプは、差すだけで速く立つ。
5台を並べた比較表
5台を高さと使い勝手で並べた。寝てみたときの「寝心地の安定感」と、テント前での「組み立てのラクさ」、持ち運ぶ「収納の小ささ」も星の数で表した。星が多いほど良い。
| 商品 | タイプ | 寝心地の安定感 | 組み立てのラクさ | 収納の小ささ |
|---|---|---|---|---|
| コールマン トレイルヘッド | ハイ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| コールマン ローコット2.0 | ロー | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| Helinox コットワン | ロー | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| DOD バッグインベッド | ロー | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| DOD ワイドベッド | ロー | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
コットのおすすめ5選 寝心地で選んだ折りたたみベッド
ここからは順位ごとに紹介する。自分で寝てみた台は正直に体験を、それ以外はレビューや販売店の話をもとに書いている。
第1位 コールマン トレイルヘッドコット

最初の1台に選ばれることが多い定番のハイコットだ。以前このトレイルヘッドを河原のサイトで使ったが、脚が高めで下に荷物を押し込めて、狭いテント内が広く使えたのが効いた。布に脚を差すだけの組み立てで、初めてでも数分で立った。
ただ、高さがあるぶん収納は長めで、バイクや電車移動にはやや大きめだ。車に積んで運ぶオートキャンプでいちばん活きる。
下に荷物を置ける、最初の1台に向く定番ハイ。
第2位 コールマン コンパクトローコット2.0

低さと軽さをまとめた2代目のローコットだ。レビューでは、たたむと小さくて車の隙間に押し込めるという声が多かった。重心が低いぶん寝返りを打ってもぐらつきにくく、テント内でも背が高い圧迫感が出にくい。
たたんだサイズが小さいので、荷物を減らしたいキャンプで運びやすい。脚が短いぶん設営も手早い。
ただ、ローコットは地面に近いぶん、冬は下からの冷えを受けやすい。マットを1枚足すと寒さがやわらぐ。乗り降りで腰を落とす動きが少し要る。
小さくたためる、低重心で安定するロー。
第3位 Helinox コットワン コンバーチブル

値段は張るが、品質で頭ひとつ抜けているのがヘリノックスだ。自分がずっと使っているのがこれで、正直この張りを一度知ると安い台に戻りにくい。布がピンと張って体を面で支えるので、朝まで沈み込みが気にならない。別売りの脚を足せば砂利の上でも水平を保ちやすい。
ただ、3万円台と価格は高めで、そこがネックだ。最初の1台にいきなり選ぶには勇気がいる。組み立ての1本目の脚は少し力がいる。
布の張りが段違い。長く使う人の定番。
第4位 DOD バッグインベッド

収納袋がそのまま枕がわりになる、遊び心のある1台だ。手元で使ってみたが、湾曲した脚を地面に直接つける作りで、接合パーツが少なく組み立てが速かった。生地が厚めで、裏地は汚れが付きにくい加工なのもありがたい。
ただ、耐荷重は120kgとやや控えめなので、大柄な人は数字を見ておきたい。ヘリノックスほどの布の張りではないが、価格を思えば十分な寝心地だ。
袋が枕になる、組み立ての速い入門ロー。
第5位 DOD ワイドキャンピングベッド

横幅にゆとりがほしい人に向く、幅が広めのローコットだ。レビューでは、寝返りを打っても落ちる心配がなく、大人がゆったり寝られるという声が目立った。上にマットを敷けば、自宅のベッドに近い寝心地になる。
横幅があるので、寝相が気になる人でも端から落ちにくい。体格の良い人にも余裕がある。
ただ、幅があるぶん本体は重めで、収納も大きい。ソロで身軽に動きたい人より、区画サイトでどっしり構えるキャンプに合う。
横幅ゆったり。寝返りしても落ちにくい。
コットを気持ちよく使う工夫
同じコットでも、ひと工夫で寝心地はもっと上がる。せっかく選ぶなら、ここも知っておくと夜がラクになる。
脚のキャップも見ておきたい。床を傷つけたくないテント内では、脚の先にゴムキャップが付いているかで安心感が違う。砂利のサイトでは脚が沈むので、下に小さな板を敷くと安定する。

わたしはコットの上にインフレーターマットを重ねてます。地面で寝ていた頃とは、翌朝の体の軽さがまるで違いました。
コットと一緒に用意したいもの
コットだけでも眠れるが、組み合わせる道具で寝心地がさらに上がる。初めての人ほど一緒にそろえておきたい。
西村 隆之アウトドア道具を得意とする筆者。キャンプ用品店のスタッフや実際の利用者への取材とリサーチをもとに記事を書いています。現場で組み立てたときの手触りを大切にお届けします。


