サイズの合わない登山靴で下山して、爪が真っ黒になったことがある。靴選びを甘く見た報いだ。足に合う7足を集めたので参考にしてほしい。
この記事で紹介する登山靴7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | キャラバン GK85 グランドキング | ![]() |
初心者定番の日本ブランド | Amazon楽天 |
| 2位 | コロンビア セイバー ファイブ ミッド | ![]() |
価格が手ごろな防水ミッド | Amazon楽天 |
| 3位 | ザノースフェイス クレストン ミッド | ![]() |
軽くて防水の万能ミッド | Amazon楽天 |
| 4位 | サロモン X ULTRA 360 GTX | ![]() |
足を包むフィットの良さ | Amazon楽天 |
| 5位 | シリオ P.F.156-3 | ![]() |
日本人の足に合う幅広 | Amazon楽天 |
| 6位 | キーン ターギー フォー ミッド | ![]() |
つま先ゆったりで歩きやすい | Amazon楽天 |
| 7位 | ラスポルティバ TX4 EVO GTX | ![]() |
岩場に強いアプローチ系 | Amazon楽天 |
登山靴は足首の高さとソールの硬さで選ぶ
登山靴選びで最初に決めたいのが、足首の高さとソールの硬さだ。この2つで、どんな山に向くかがだいたい決まる。
足首はハイカットほどくるぶしを守って安定し、ローカットほど軽く動ける。重い荷物や標高差の大きい山はハイやミッド、整備された低山の散策はローが向く。初めての日帰り登山なら、守りと歩きやすさのバランスが取れたミッドが選びやすい。
ソールが硬いほど岩場で安定し、軟らかいほど普段履きに近い感覚で歩ける。ゴツゴツした岩稜を歩くなら硬め、整備された道が中心なら中くらいでちょうどいい。

ぼくは最初、軽さだけでローカットを選んで足首をひねりました。荷物が重い日はミッド以上が安心なんですよね。
サイズ合わせが何より大事
そして登山靴でいちばん大事なのがサイズだ。ここを外すと、下りで爪を痛める。
選び方の動画も置いておく。足に合う1足の見つけ方が短くまとまっていて、店で試す前に見ておくと迷いにくい。
7足を並べた比較表
7足を足首の高さで並べた。履いたときの「フィット感」と、長く歩いたときの「歩きやすさ」、雨や沢での「防水」も星の数で表した。星が多いほど良い。
| 商品 | 足首 | フィット感 | 歩きやすさ | 防水 |
|---|---|---|---|---|
| キャラバン GK85 | ミッド | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| コロンビア セイバー | ミッド | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ノースフェイス クレストン | ミッド | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| サロモン X ULTRA | ロー | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| シリオ P.F.156 | ミッド | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| キーン ターギー フォー | ミッド | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ラスポルティバ TX4 | ロー | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
登山靴のおすすめ7選 初心者から使える防水モデル
ここからは順位ごとに紹介する。自分で履いた靴は正直に体験を、それ以外はレビューや販売店の話をもとに書いている。
第1位 キャラバン GK85 グランドキング

初めての1足に選ばれ続けている、日本ブランドの定番だ。今も履いているが、日本人の足に合わせた木型でつま先にゆとりがあり、慣らしが短くてすぐ山に持ち出せた。ソールは中くらいの硬さで、日帰りから小屋泊まで幅を持って歩ける。
ただ、岩稜をガンガン攻める人には、ソールがやや軟らかく感じるかもしれません。険しい岩場が主戦場なら、もっと硬い靴のほうが向く。
日本人の足に合う、最初の1足に向く定番。
第2位 コロンビア セイバー ファイブ ミッド アウトドライ

価格を抑えつつ防水も欲しい人に選ばれているミッドだ。コロンビア独自の防水アウトドライで、雨の日でも中まで濡れにくいとレビューで評判が良い。街でも履けるデザインで、最初の1足に手を出しやすい。
手ごろな値段で防水とミッドの守りがそろうので、入門の日帰り登山に向く。普段の雨の日に履く人も多い。
ただ、本格的な岩稜や重荷を背負う縦走には、ソールの硬さがやや物足りない。低山や整備された道を中心に歩く人向けだ。
価格が手ごろで、街でも履ける防水ミッド。
第3位 ザノースフェイス クレストン ミッド ネオ フューチャーライト

軽さと防水をまとめた、街も似合うミッドだ。独自のフューチャーライト素材で、雨をはじきながら蒸れも逃がしてくれるとレビューで評判が良い。ミッドなのに足取りが軽く、日帰りの低山でよく選ばれている。
軽くて防水もあるので、山も街も1足で回したい人に向く。デザインが良く、下山後にそのまま出かけても浮かない。
ただ、軽さを優先したぶん、重い荷物の縦走ではソールの支えがやや心もとない。日帰りから小屋泊までの範囲でいちばん活きる。
軽くて防水、山も街も似合う万能ミッド。
第4位 サロモン X ULTRA 360 GTX

足を包み込むフィットで人気のローカットだ。かかとを固定する作りで、下りでも足が前に滑りにくいとレビューで支持されている。ゴアテックスで防水もあり、テンポよく歩きたい人に向く。
ただ、ローカットなので足首の守りは弱めだ。重荷やゴツゴツの岩稜より、日帰りや軽い荷物の山でテンポよく歩く使い方に合う。
足を包むフィットで下りも滑りにくいロー。
第5位 シリオ P.F.156-3

足幅が広めで甲が高い人にこそ履いてほしい1足だ。以前これを履いたが、日本人の足型に合わせて作られていて、幅の広い自分の足でも小指が当たらなかった。ミッドの守りとしっかりしたソールで、日帰りから小屋泊まで頼れる。
ただ、幅がしっかりあるので、足が細い人には逆にゆるく感じることがある。自分の足幅を測ってワイズを選ぶと外しにくい。
日本人の足に合う、幅で悩む人向けのミッド。
第6位 キーン ターギー フォー ミッド ウォータープルーフ

つま先がゆったりして、締めつけ感が苦手な人に向くミッドだ。以前これを履いてみたが、指先の空間が広く、長く歩いても指が窮屈にならなかった。ソールのグリップも効いて、ぬかるみでも滑りにくい。
つま先が広いので、幅や指の窮屈さで靴が合わなかった人でも履きやすい。防水もあり、雨の低山でも足元が濡れにくい。
ただ、つま先が大きめなので、岩に細かく立ち込む繊細な足使いはやや苦手だ。整備された道やぬかるみの多い山で力を出す1足だ。
つま先ゆったりで、締めつけが苦手な人に。
第7位 ラスポルティバ TX4 EVO GTX

岩場での立ち込みに強い、アプローチ系の1足だ。クライミングブランドが作るだけあって、つま先の剛性と粘るソールで岩に乗りやすいとレビューで評判が良い。ゴアテックスで防水もあり、沢沿いの道でも頼れる。
岩に細かく立ち込む場面でグリップが効くので、岩稜やゴツゴツした道に強い。登山靴とスニーカーの中間のような軽さも持ち味だ。
ただ、岩に振った作りのぶん、ふかふかの土の道では硬さを感じることがある。岩場が多い山を狙う人にこそ合う、やや上級者向けの1足だ。
岩場の立ち込みに強い、アプローチ系の1足。
登山靴を長持ちさせるお手入れ
良い1足を選んでも、手入れをしないと寿命は縮む。ここを知っておくと、長く足を守ってくれる。
ソールの寿命にも気を配りたい。靴底のゴムは4年から5年で劣化してはがれることがあるので、山に出る前に必ず確認する。久しぶりに出す靴ほど、玄関で一度確かめておくと安心だ。

わたしはシーズン前に必ずソールを確認してます。前に山ではがれて、下山が本当に怖かったんですよね。
登山靴と一緒にそろえたいもの
登山靴は、合わせる小物で歩きやすさがぐっと上がる。初めての人ほど一緒に見ておきたい。
西村 隆之アウトドア道具を得意とする筆者。登山用品店のスタッフや実際の利用者への取材とリサーチをもとに記事を書いています。足に履いたときの手触りを大切にお届けします。


