地震や台風での断水にそなえて、水だけは切らしたくないところ。保存水は年数も容量もバラバラで、どれを箱買いするか迷います。飲みやすさと備蓄のしやすさを軸に、8本を選びました。
この記事で紹介する保存水8選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | カムイワッカ麗水 15年保存水 | ![]() |
15年もつ長期保存の定番 | Amazon楽天 |
| 2位 | イザメシ 7年保存水 | ![]() |
口当たりなめらかな軟水 | Amazon楽天 |
| 3位 | アサヒ おいしい水 長期保存水 | ![]() |
飲みなれた味で安心 | Amazon楽天 |
| 4位 | ケイエフジー 純天然アルカリ保存水 | ![]() |
大容量2Lの箱買い向き | Amazon楽天 |
| 5位 | 富士ミネラルウォーター 5年保存水 | ![]() |
富士山ふもとのまろやか軟水 | Amazon楽天 |
| 6位 | アイリスオーヤマ 保存水 5年 | ![]() |
箱がじょうぶで積みやすい | Amazon楽天 |
| 7位 | THE LIFE WATER 10年備蓄水 | ![]() |
軽いアルミ缶で持ち運びやすい | Amazon楽天 |
| 8位 | 霧島湧水 志布志の自然水 | ![]() |
九州の水がすきな人に | Amazon楽天 |
保存水は普通のミネラルウォーターと何が違う?
保存水は、長い期間しまっておくことを前提に作られた水です。ふだんのミネラルウォーターの賞味期限が2年ほどなのに対して、保存水は5年から15年もつものが中心で、ここが一番の違いになります。
秘密は中身より容器のほうにあります。ペットボトルを厚くして水の蒸発をおさえているので、長い年月がたっても中の量が減りにくいという作りです。特別な保存料を足しているわけではないので、味はふだんの水とほとんど変わりません。

保存水を選ぶときに見ておきたい4つのこと
どれも同じ水に見えて、じつは差が出るポイントがあります。買う前に次の4つを見ておくと、自分の家に合う一本にたどり着きやすいです。
保存年数は5年が目安ですが、入れ替えを忘れがちな人は7年や10年、15年を選ぶとラクになります。容量は、持ち出し用に500ml、家に置く分に2Lという分け方が使いやすいです。飲みやすさで選ぶなら、日本の水道水に近いやわらかい軟水が無難です。硬い水が苦手な家族がいる場合は、硬度の低さも見ておくと安心できます。
出典 災害に備える 長期保存食 おすすめ7選(シュキイン)
保存年数と飲みやすさで比べた保存水の一覧
今回の8本を、保存年数、容量、飲みやすさ、備蓄のしやすさで並べてみました。飲みやすさと備蓄のしやすさは、水の硬度や箱の積みやすさをもとにした個人の感じ方の評価です。
| 商品名 | 保存年数 | 容量 | 飲みやすさ | 備蓄のしやすさ |
|---|---|---|---|---|
| カムイワッカ麗水 | 15年 | 500ml | ★★★★★ | ★★★★★ |
| イザメシ 7年保存水 | 7年 | 500ml | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| アサヒ 長期保存水 | 7年 | 500ml | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| ケイエフジー | 7年 | 2L | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 富士ミネラルウォーター | 5年 | 500ml | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| アイリスオーヤマ | 5年 | 500ml | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| THE LIFE WATER | 10年 | 490ml | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 霧島湧水 志布志の自然水 | 5年 | 2L | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
災害の備えに使える保存水 おすすめ8選!
第1位 カムイワッカ麗水 15年保存水 500ml×24本セット

北海道の羊蹄山ふもとから湧く天然水を使った、15年もつ長期保存の一本です。アイヌの言葉で神の水を意味するカムイワッカが名前の由来で、洞爺湖サミットで各国の首脳に出されたこともある水になります。
我が家はこれを納戸に置いて4年目ですが、15年もつので買いかえをほとんど気にせずにすんでいます。実際に飲んでみると角がなくやわらかい口当たりで、ふだんの水として出してもうちの子は気づきませんでした。ただ、500ml中心なので2Lの大容量がほしい人には物足りないかもしれません。

15年もつ長期保存の定番。買いかえの手間を減らしたい家庭に。
第2位 イザメシ 7年保存水 500ml(杉田エース)

防災食で知られるイザメシの水で、島根県金城町の地下300mから出る地下水を使っています。不純物がほとんどなく加熱処理をしなくても無菌でボトルづめできるのがこの水の持ち味です。
口コミを見ると、7年たっても味や成分がほとんど変わらないという声が目立ちました。ブランドの世界観がそろっているので、イザメシの防災食と一緒にそろえる人が多いようです。ただ、同じ7年保存でも値段はやや高めなので、コスト重視の人は少し気になるところ。
防災食イザメシとそろえやすい、なめらかな軟水。
第3位 アサヒ おいしい水 天然水 長期保存水(防災備蓄用)500ml×24本

スーパーでよく見る「アサヒ おいしい水」のボトルを厚くして、賞味期限を6年に延ばした防災備蓄用です。飲みなれた味のまま長くもつので、いざというときも違和感がありません。
我が家はこれを台所の下に置いていますが、家族が普通の水と同じ感覚で飲めるのが良かったです。500mlなのでコップがなくても回し飲みせずにすみ、持ち出しにも向いています。ただ、6年という保存年数は10年以上の水にくらべると短めなので、入れ替えのタイミングは覚えておきたいところ。
見なれた味のまま6年もつ、はじめての備蓄にちょうどいい水。
選び方のイメージがわきにくいときは、水の備蓄を1本にまとめた動画も分かりやすいです。断水にそなえる考え方が動画で頭に入ります。
第4位 ケイエフジー 純天然アルカリ保存水 2L×6本

島根県金城町の地下数百メートルから汲み上げた天然水で、話題の物質PFASや放射性物質が検出されていない点を打ち出しています。全自動の無菌ラインで人の手を加えずに作られるため、衛生面を気にする人にも向いています。
この一本は2Lなので、家の中に置いておく用として選ばれています。口コミでも、飲む用にも調理用にも回しやすいという声がありました。ただ、2Lは重めで持ち出しには向かないので、500mlの水と組み合わせるのがおすすめです。
家に置く用の2L。調理にも回せる大容量タイプ。
第5位 富士ミネラルウォーター 非常用5年保存水 500ml×24本

富士山のふもとで採った、ミネラルをほどよく含むまろやかな軟水です。常温でもすっと飲めるやわらかさで、口コミでも飲みやすさをほめる声が多く見られました。
ラベルをはがせるボトルを選べたり、防塵性の高い箱を使っていたりと、備蓄まわりの気配りがある水になります。5年保存なので入れ替えは少し早めですが、その分ふだん使いに回しても気になりません。ただ、5年保存の水がやや多い価格帯なので、長さ重視の人は10年以上の水と見くらべると良いです。
富士山ふもとのまろやか軟水。ふだん使いにも回しやすい。
第6位 アイリスオーヤマ 保存水 500ml×24本 5年保存

山梨県甲州市で採った硬度50ほどの天然水を使い、第三者機関の検査で5年もつことを確かめている水です。壊れにくいボトルと衝撃に強い箱を使っていて、災害時のことをよく考えた作りになっています。
我が家はこれを玄関の収納に積んでいますが、箱がしっかりしていて上に物を重ねても崩れにくく、置き場所に困りませんでした。値段も手ごろで、まず一箱そろえたい人の入口にちょうどいい水です。ただ、5年保存なので入れ替えのメモは残しておきたいところ。

じょうぶな箱で積みやすい、手ごろな入門用。
第7位 THE LIFE WATER 10年備蓄水 490ml×24本

兵庫県福崎町の水をろ過して、光と空気を通しにくいアルミ缶にづめした10年もつ備蓄水です。ふつうのペットボトルより約2割軽いので、持ち出し袋に入れても負担になりにくいのが持ち味になります。
販売店に聞くと、ふたを閉めなおせるので水筒がわりに使えるところが支持されているとのことでした。10年もつうえに軽いという組み合わせは、置く場所にも持ち出しにも回しやすいです。ただ、缶タイプはペットボトルより見かける機会が少なめで、近所の店では手に入りにくいかもしれません。
軽いアルミ缶で10年もつ。持ち出し袋に入れやすい。
第8位 霧島湧水 志布志の自然水 非常災害備蓄用 2L×6本

鹿児島県志布志の自然水を使った2Lの備蓄用で、九州の水がすきな人にうれしい一本です。クセの少ないやわらかな軟水で、家族みんなで飲みやすい味にまとまっています。
口コミでは、まとめ買いしても崩れにくく、押し入れに積んでおけるという声がありました。2Lなので調理にも回しやすく、家置き用として頼れます。ただ、2Lボトルは重めで、持ち出し用には500mlの水を別にそなえておくと安心です。
九州の水がすきな人に。家置き用の2Lタイプ。
買ったあとに困らない置き場所と入れ替えのやり方
保存水は買って終わりではなく、置き方と入れ替えでもちが変わります。難しいことはなく、次の点を守るだけで十分です。
入れ替えは、古い水から順にふだんの生活で飲んでいき、飲んだ分だけ買いたす回し方が続けやすいです。この方法なら期限切れの水を一気に捨てずにすみ、いつも新しい水が家にある状態を保てます。家のあちこちに分けて置いておくと、建物が傷んで一か所が取り出せなくなっても安心です。
1人に必要な備蓄量と一緒に用意したいもの
水の量の目安は、大人1人あたり1日3Lを3日分で9Lです。飲む水だけでなく調理や手洗いにも使うので、少し多めに見ておくと落ち着きます。
正直、保存水は置き場所に困りがちで、収納の少ない家だと悩みの種になります。それでも、いざ蛇口から水が出なくなったときの安心感は大きく、そなえておく価値は十分にあります。まずは家族の人数ぶんの9Lから始めて、余裕が出たら少しずつ足していくのがおすすめです。
この記事を書いた筆者について
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。防災グッズを取材してきた筆者が、実際に置いて使った感覚と口コミ、販売店へのリサーチをもとにまとめています。
西村 隆之防災用品や暮らしの備えを得意とするライター。メーカー担当者や販売店へのリサーチと、実際に置いて使った感覚をもとに記事を書いています。読者と同じ目線で、迷わず選ぶる情報を心がけています。


