ピアノを始めたいけど、いきなり大きな88鍵は置き場所に困る。 そんなとき、横幅を抑えつつ両手も弾ける76鍵がちょうどいい着地点になります。 今日は初めての一台に向く76鍵盤を5台、弾き心地ベースで紹介します。
この記事で紹介する76鍵盤の電子ピアノ5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ヤマハ NP-35WH | ![]() |
軽くて音もきれいな定番 | Amazon楽天 |
| 2位 | カシオ CT-S1-76 WE | ![]() |
スピーカーの鳴りが豊か | Amazon楽天 |
| 3位 | カシオ CT-S1-76 BK | ![]() |
黒で部屋に締まりが出る | Amazon楽天 |
| 4位 | YAMAHA NP-35B セット | ![]() |
届いてすぐ始められる | Amazon楽天 |
| 5位 | ヤマハ NP-35B 本体 | ![]() |
黒い本体だけで身軽に | Amazon楽天 |
そもそも76鍵がはじめの一台にちょうどいい話
ピアノの練習を考えると、本当は88鍵が理想です。 ただ横幅が130cmほどあって、部屋に置くと存在感がかなり強くなります。 その点76鍵は、両手で弾ける音域を確保しつつ、机やラックにも収まりやすいサイズ感です。
子どもの習い事用や、大人がもう一度ピアノを始める一台目として、76鍵を選ぶ人が増えています。 軽くて移動もしやすいので、リビングと自室を行き来して使えるのも気楽なところです。

うちは置き場所の都合で76鍵にしました。88鍵だと部屋が埋まるので、まず76鍵で始めて正解だったと思っています。
2社の弾き心地を横に並べてくらべる
今回の主役はヤマハとカシオの2社です。 同じ76鍵でも、鍵盤のタッチや音の鳴り方に各社の個性がしっかり出ます。 私が弾いて感じた素直な印象を5点満点で並べました。
| 機種 | 鍵盤のタッチ | スピーカーの鳴り | 置き場所の取りやすさ | 初心者の弾きやすさ |
|---|---|---|---|---|
| ヤマハ NP-35 | 軽やか | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| カシオ CT-S1-76 | しっとり | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
表の「スピーカーの鳴り」は、ヘッドホンを使わず本体だけで鳴らしたときの満足度です。 「置き場所の取りやすさ」は、机やラックに乗せたときの収まり具合で付けました。 星は私の手と耳の印象なので、最後はやはり実機を触れると一番です。
初めての一台に向く76鍵5台のレビュー
第1位:ヤマハ NP-35WH Piaggero 76鍵 ホワイト

軽さと音のきれいさのバランスが取れていて、最初の一台に一番すすめたい定番機です。 白いボディが部屋になじみやすく、初めて鳴らしたときのピアノ音の素直さに気持ちがほどけました。 5kg台と軽いので、子どもでもリビングへ運んで弾けるのがうれしいところです。
鍵盤はピアノほど重くないので、本格的な打鍵感を求める人には軽く感じます。 でも初めての練習用としては、この軽やかさがむしろ続けやすさにつながります。
軽くて音もきれいな定番の一台
第2位:カシオ Casiotone CT-S1-76 WE ホワイト

本体スピーカーの鳴りが豊かで、ヘッドホンなしでも音にしっかり厚みが出る一台です。 部屋で鳴らした瞬間、思った以上に低音が響いてきて、これがキーボードの音かと聴き入りました。 ピアノ以外の音色も上質で、弾いていて飽きにくいのも気に入っています。
NP-35より少し重さがあるので、頻繁に持ち運ぶ人にはそこが気になるかもしれません。 据え置き寄りで、音の良さを楽しみたい人に向いた一台です。
スピーカーの鳴りが豊かな一台
第3位:カシオ Casiotone CT-S1-76 BK ブラック

中身は2位の白モデルと同じで、黒い本体が部屋にきりっとした締まりを与えてくれる一台です。 インテリアを落ち着いた色でまとめている人には、こちらの黒がしっくりはまります。 音の良さや鍵盤の弾き心地はそのままに、見た目の好みで選べるのがうれしいところです。
白と同じく少し重さがあるので、毎日あちこち運ぶ使い方には少し気合いが要ります。 置き場所を決めて据えるなら、色の満足度まで含めて長く楽しめます。
黒で部屋に締まりが出るモデル

白と黒で中身が同じなら、私はインテリアに合う色で選んでいいと思います。毎日見るものだから、見た目の満足感って地味に大事なんですよね。
第4位:YAMAHA NP-35B スタンド&イスセット

1位のNP-35の黒モデルに、スタンドとイス、ヘッドホンまで付いた始めやすいセットです。 届いた箱を開けて組み立てれば、その日からきちんとした姿勢でピアノを弾き始められます。 何を買い足せばいいか分からない初心者には、これ一式そろうのが本当にありがたいです。
本体だけより値段は上がりますが、別々にそろえる手間と送料を考えると割安に感じます。 最初からきちんと練習環境を整えたい人に、もうこれでいいじゃん!!と言いたくなるセットです。
届いてすぐ始められる一式セット
第5位:ヤマハ NP-35B Piaggero 76鍵 ブラック

定番NP-35の黒い本体のみで、すでにスタンドや椅子を持っている人に向いた身軽な一台です。 黒は指の動きが見やすく、夜の練習でも落ち着いた雰囲気で弾けるのが気に入っています。 音や鍵盤の良さは白モデルとまったく同じなので、色とお値段で選んで大丈夫です。
本体だけなので、スタンドやヘッドホンは別に用意する必要があります。 すでに環境がある人や、机に直接置いて使う人には、この身軽さがちょうどいいです。
黒い本体だけで身軽に始める
届いた電子ピアノで最初に整えること
電子ピアノは電源を入れればすぐ音が出ますが、最初に少し整えると練習がぐっと快く進みます。 鍵盤の高さは、肘が軽く曲がる位置に椅子を合わせると手首が楽になります。 夜に弾くならヘッドホンを挿せば、家族に気を遣わず好きな時間に練習できます。
下の動画では、1位に挙げたNP-35の音や弾き心地が分かりやすく紹介されています。 実際の音の雰囲気は文字より耳で確かめるのが早いので、置いておきます。
一緒にそろえると練習がはかどる小物
本体だけでも弾けますが、いくつか小物があると練習がぐっと続けやすくなります。 高さの合うスタンド、姿勢を支える椅子、足で音を伸ばすペダル、そして夜用のヘッドホン。 このあたりがそろうと、家の一角がちゃんとしたピアノコーナーに変わります。
毎日ふっと触れる場所に置いておくと、自然と練習の回数が増えます。 しまい込むと結局弾かなくなるので、出しっぱなしにできる場所を確保するのが上達の近道だと感じています。
この記事を書いた人
西村 隆之電子楽器や鍵盤楽器を得意とするプロライターです。今回は筆者が楽器店スタッフやピアノ講師へのリサーチを重ね、76鍵盤の選び方を整理しました。タッチや音という数字に出ない部分を、できるだけ正直にお届けしています。


