その場でプリントが出てくるチェキを、いま買える6機種で選び直してみました。
ミニもスクエアもワイドも、得意な場面がはっきり違います。
この記事で紹介するチェキ6選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | instax mini Evo | ![]() |
選んでから出せる安心感 | Amazon楽天 |
| 2位 | instax SQUARE SQ40 | ![]() |
正方形が一番きれいに映える | Amazon楽天 |
| 3位 | instax WIDE 400 | ![]() |
集合写真で全員入る | Amazon楽天 |
| 4位 | INSTAX Pal | ![]() |
手のひらに乗る小ささ | Amazon楽天 |
| 5位 | instax mini Link3 | ![]() |
スマホの写真をそのまま紙に | Amazon楽天 |
| 6位 | instax SQUARE SQ1 | ![]() |
操作は回して押すだけ | Amazon楽天 |
そもそもチェキって何がそんなに楽しいのか
チェキは富士フイルムのインスタントカメラ「instax」の愛称で、1998年から続いているシリーズです。
シャッターを切ると、10秒ほどで手のひらサイズの紙が出てきます。
スマホと決定的に違うのは、撮った写真をその場で相手に手渡せることです。
データはあとから消えたり埋もれたりしますが、紙は財布やスマホケースに挟んだまま何年も残ります。

正直、最初はミニとスクエアの違いが分からなくて、店頭で20分くらい固まっていました
もうひとつ大事なのが、本体より先にランニングコストを見ておくことです。
フィルムは1枚あたり80円から150円前後かかります。
20枚撮れば本体とは別に2000円前後が飛んでいく計算になるので、そこを納得できるかどうかが分かれ目になります。
フィルムは3サイズ、そこだけ先に決めておく
チェキ選びで一番効くのがフィルムサイズです。
本体とフィルムは1対1の関係なので、あとから別サイズに乗り換えるには本体ごと買い直しになります。
迷ったら、種類もお店の在庫も一番多いinstax miniを選んでおけば外しません。
タイプの違いもここで押さえておくと早いです。
シャッターを押すと必ず1枚出てくるのがアナログタイプ、背面の画面で確認してから出す枚を選べるのがハイブリッドタイプになります。
失敗写真をフィルム1枚分損したくない人はハイブリッド、余計なことを考えずに撃ちたい人はアナログが向いています。

アナログの一発勝負も悪くないですよ。ブレた1枚のほうが後で見返すと面白かったりします
6台の違いを表で見比べる
スペックだけ並べても違いが伝わらないので、販売店で聞いた売れ筋の傾向と、実機を触ったときの感覚を混ぜて表にしました。
「イベントでの回しやすさ」は他人に渡して撮ってもらえるか、「片手で撮れる気軽さ」は構えずに撮れるかを見ています。
| モデル | フィルム | タイプ | イベントでの回しやすさ | 片手で撮れる気軽さ |
|---|---|---|---|---|
| instax mini Evo | mini | ハイブリッド | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| instax SQUARE SQ40 | SQUARE | アナログ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| instax WIDE 400 | WIDE | アナログ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
| INSTAX Pal | なし | デジタル | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| instax mini Link3 | mini | プリンター | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| instax SQUARE SQ1 | SQUARE | アナログ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
表にしてみると、ひとりでじっくり撮るならハイブリッド、人が集まる場所ならアナログかプリンターという棲み分けがはっきりします。
サイズ別で選ぶチェキのおすすめ6選!人気モデルを順番に紹介
第1位 富士フイルム チェキ instax mini Evo ブラウン

これは手元で1年ほど使っているので、いいところも気になるところも言えます。
撮ったあと背面の画面で確認して、気に入った1枚だけプリントできるのが本当にありがたいです。
レンズ側10種類とフィルム側10種類のエフェクトを組み合わせて100通りの絵が作れるのですが、正直そこまで使い切れていません。
ダイヤルを回す音とレバーを引く動作が気持ちよくて、それだけで撮る回数が増えました。
ただ、本体はminiのカメラとしてはやや大きめで、上着のポケットに入れると角が当たります。
充電式なので、出かける前に電池残量を見る手間も増えます。

超超超!!撮ってその場で手渡せる感動は、スマホでは代わりになりません
富士フイルム チェキ instax mini Evo ブラウン
選んでからプリントできるハイブリッド機
第2位 富士フイルム instax SQUARE SQ40 ブラック

正方形フィルムを使うアナログ機で、黒一色の落ち着いた見た目に仕上がっています。
チェキはポップな色が多いなかで、この機種だけは大人が持っても浮きません。
販売店に聞くと、20代後半から40代の男性が自分用に買っていくケースが目立つそうです。
レビューでも「四角い画面だと構図が決めやすい」「なぜか撮った写真がおしゃれに見える」という声が多く並んでいました。
明るさは自動、レンズを回すだけで電源が入るので、操作で迷う場面はほとんどありません。
ただ、フィルム1枚あたりの単価はminiより高くなります。
気軽に何十枚も撮るより、ここぞという場面で1枚残す使い方に向いている機種です。
富士フイルム instax SQUARE SQ40 ブラック
大人が持てる正方形のアナログ機
第3位 富士フイルム instax WIDE 400

一番大きいWIDEフィルムを使う現行モデルで、プリントの横幅はminiのおよそ2倍あります。
メーカーの製品情報を見ると、前のWIDE 300から操作系が整理され、持ちやすさも見直されています。
6人7人と並んだ集合写真でも、ひとりひとりの顔がちゃんと分かる大きさで残せます。
結婚式の受付や部活の卒業記念など、人が集まる日に1台あると場が持ちます。
口コミでは「大きいぶん迫力が違う」という評価と「本体がとにかくかさばる」という不満が両方出ていました。
ただ、フィルム代はminiの2倍以上かかるので、日常的にパシャパシャ撮る用途には向きません。
イベント専用の一台と割り切れる人向けです。
集合写真で本領を発揮するワイド機
第4位 富士フイルム 手のひらサイズカメラ INSTAX Pal ミルキーホワイト

これは少し変わり種で、プリント機能を持たないデジタル専用のチェキです。
重さは約41グラム、直径4センチ弱の球体で、リング金具に通してカバンにぶら下げられます。
撮った画像はスマホのアプリに送り、あとからプリンターやハイブリッド機で紙にします。
子どもに持たせても壊しにくく、大人目線では撮れない低い位置からの1枚が増えます。
レビューを読むと、旅行やフェスで首から下げて使っている人が多いようです。
ただ、この1台だけではプリントできません。
プリンターかハイブリッド機を持っていない人には、正直あまり出番がない機種です。
富士フイルム 手のひらサイズカメラ INSTAX Pal ミルキーホワイト
41グラムで持ち歩けるデジタル専用機
第5位 富士フイルム チェキ スマホプリンター instax mini Link3 セージグリーン

前の型を仕事の撮影現場で使っていたことがあり、今もこの系統は手放せません。
カメラではなくプリンターなので、スマホの中にある写真をBluetooth経由でminiフィルムに出します。
すでに撮ってある写真から選べるので、フィルムを無駄にする心配がほぼありません。
飲み会の帰り際にその日の集合写真を人数分刷って配ると、毎回きれいに盛り上がります。
一眼で撮ったデータもスマホに送ってしまえば同じように出せるので、写真をやっている人ほど使い道が広がります。
ただ、プリント自体は1枚15秒ほどかかるので、10枚続けて出すと少し待たされます。
本体の充電を忘れると現場で何もできなくなる点も気をつけたいところです。
富士フイルム チェキ スマホプリンター instax mini Link3 セージグリーン
スマホの写真を選んで紙にできる
第6位 富士フイルム instax SQUARE SQ1 グレイシャーブルー

友人の家に置いてあった一台を何度か借りて撮らせてもらいました。
レンズを回して電源を入れ、シャッターを押すだけという割り切った作りです。
明るさ調整もオートなので、機械が苦手な人に渡してもそのまま撮ってもらえます。
正方形のプリントは上下に余白ができて、そこにペンで日付や一言を書き込めるのがいいところでした。
セルフィーモードに切り替えるとレンズ先の小さな鏡で自分の位置を確認できます。
ただ、単三電池ではなく専用の充電池なので、旅行先で切れると詰みます。
人によっては本体の丸みが手に余ると感じるかもしれません。
富士フイルム instax SQUARE SQ1 グレイシャーブルー
回して押すだけのシンプルな正方形機
きれいに撮るために毎回やっていること
チェキは室内で失敗しやすいカメラです。
フラッシュが届く距離はおよそ2メートルまでなので、それより奥にいる人は暗く沈みます。
被写体との距離を1メートル前後まで詰めるだけで、写りは見違えるほど良くなります。
逆に近づきすぎるとピントが合わないので、機種ごとの最短撮影距離は覚えておくと安全です。
出てきたフィルムを振る人がいますが、あれは意味がないどころか像がムラになる原因になります。
排出されたら暗いところに伏せて置き、2分ほど待つのが正解です。
ハイブリッド機の操作感は文章より動画のほうが早いので、instax mini Evoの使い方をていねいに追っている動画を貼っておきます。
本体と一緒に買っておくと助かるもの
チェキは本体だけ買っても、その日のうちに手が止まります。
フィルムは本体購入時に必ず一緒に頼んでおいてください。
家電量販店では在庫が読めず、SQUAREやWIDEは置いていない店も珍しくありません。
アルバムは100枚入るタイプを選んでおくと、あとから買い足す手間が消えます。
プリントは指紋が付くと表面が曇るので、出てきた直後は縁を持つ癖をつけると長くきれいなままです。

フィルムの余白にその日の日付を書いておくと、5年後に見返したとき泣けます
迷ったときはここで決める
ここまでの内容を、タイプ別の落としどころとして整理しておきます。
初めての1台で迷っているなら、フィルムが手に入りやすいminiサイズから入るのが一番安全です。
スクエアやワイドは、miniで撮る楽しさを知ってから足していけば十分間に合います。
どの機種を選んでも、撮った紙を誰かに渡した瞬間の反応は同じです。
その一瞬のために買う道具だと思えば、フィルム代も納得できる金額に思えてきます。
西村 隆之カメラと映像まわりを担当している筆者です。今回はメーカーの製品情報を読み込んだうえで、カメラ専門店のスタッフに売れ筋とフィルムの在庫事情をリサーチして書きました。


