1000円の茶筅を買った週末から、家のおやつ時間が変わりました。粉を茶漉しでふるって湯を注ぐだけで、店で飲むあの一杯に近づきます。
この記事で紹介する抹茶4選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ひとこと | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 大井川茶園 静岡抹茶 50g×2袋 | ![]() |
100gで毎日使える価格 | Amazon楽天 |
| 2位 | 森半 業務用 濃い抹茶パウダー 500g袋入り | ![]() |
お菓子作りに使う500g | Amazon楽天 |
| 3位 | 抹茶100% 国産100% 無添加 30g入 | ![]() |
30gで試しやすい | Amazon楽天 |
| 4位 | AGF ブレンディ カフェラトリー 濃厚抹茶ラテ 16本 | ![]() |
お湯を注ぐだけのスティック | Amazon楽天 |
茶筅を買った週末に、家のおやつが変わった
きっかけは、店で飲んだ一杯が家で再現できなかったことでした。
粉をカップに入れてスプーンで混ぜても、表面に緑の粒が浮いて舌にざらつきが残ります。
茶筅と茶漉しを用意して、粉をふるってから点てたら結果が変わりました。
泡が細かく立って口当たりがなめらかになり、苦味の角も丸くなるのを実感できます。
- 粉は必ず茶漉しでふるってからカップへ
- 湯は沸騰させず80度くらいまで冷ます
- 1杯あたりの粉は2gが目安
- 茶筅がなければミルクフォーマーでも代用できる

もう1つ知っておくと買い物が早くなるのが、抹茶にはランクがあるという点です。
上のランクほど旨味が強くまろやかになり、下のランクほど苦味と渋みが立ちます。
点てても混ぜても使える 抹茶 おすすめ4選
飲む用と、お菓子やラテに混ぜる用を分けて4つ並べました。
用途がかぶらないように選んでいます。
第1位:大井川茶園 静岡抹茶 50g×2袋

今うちの棚にあるのがこれです。
50gが2袋で100g。1杯2gとして50杯ぶんあり、毎日飲んでも1か月半はもちます。
静岡産の葉を使った日常用のランクで、苦味がしっかり出るぶんミルクに負けないのが使いやすいところです。
そのまま点てて飲むと、店で出てくる薄茶よりも渋みが前に出ます。
砂糖を小さじ半分足すと、その渋みが甘さを引き立てる方向に変わりました。
気になるのは色です。
高級品のような鮮やかな緑ではなく、やや落ち着いた色合いなので、見た目を重視するなら上のランクを選ぶ必要があります。

100g入りで毎日点てられる日常用
第2位:森半 業務用 濃い抹茶パウダー 500g袋入り

お菓子を焼く月はこれを1袋使います。
500gという量は個人には多すぎるように見えますが、シフォンケーキやクッキーに混ぜると意外と減ります。
加工用に作られているので色が濃く出て、焼いても緑が飛びにくいのが選んでいる理由です。
牛乳に溶かしたときも味が薄まらず、ラテ用としても十分でした。
難点は保存です。
500gを開封したまま置くと、湿気を吸って固まり、色も茶色く変わっていきます。
小分けにして冷凍庫へ入れるひと手間が必要でした。
焼いても色が飛びにくい加工用パウダー
第3位:抹茶100% 国産100% 無添加 30g入

30gという少なさが利点になっている商品です。
購入者のレビューを読むと、はじめて抹茶を買う人と、色や香りが落ちる前に使い切りたい人が選んでいます。
開封してから1か月で使い切れる量なので、風味が落ちる前に無くなるという声が目立ちました。
砂糖や香料を足していない国産の粉なので、味の素性がはっきりしています。
1gあたりの単価は上のクラスです。
毎日飲む人や菓子作りに使う人には量が足りず、続けるなら大袋へ移ることになります。
1か月で使い切れる30gの少量パック
第4位:AGF ブレンディ カフェラトリー 濃厚抹茶ラテ 16本

粉から点てる気力がない日のために置いておくスティックタイプです。
湯を注いで混ぜるだけなので、茶筅も茶漉しもいりません。
甘さと抹茶の濃さがあらかじめ決まっているぶん、失敗のしようがないのが強力な利点になっています。
購入者の声では、職場の引き出しに常備している人が多いようでした。
味については意見が割れていて、甘すぎるという書き込みも少なくありません。
砂糖の量を自分で決めたい人には向かず、粉を買ったほうが満足度は高そうです。
湯を注ぐだけで作れるスティック16本
上のランクは飲む用、下のランクはラテ用と割り切る
抹茶は上のランクほど旨味が強く、まろやかで繊細な味になります。
ところがミルクや砂糖を足すと、その繊細さは隠れてしまいます。
ラテや菓子に使うなら、苦味と渋みがはっきりした下のランクのほうがバランスが取れるという考え方が、産地の茶園でも示されています。
飲む用と混ぜる用を別々に買う。これが結局いちばん無駄がありませんでした。
| 商品 | 内容量 | 向いている用途 | ミルクに負けない濃さ | ダマになりにくさ |
|---|---|---|---|---|
| 大井川茶園 静岡抹茶 | 50g×2袋 | 点てる、ラテ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 森半 濃い抹茶パウダー | 500g | 菓子、ラテ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 抹茶100% 無添加 | 30g | 点てる | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| カフェラトリー 抹茶ラテ | 16本 | そのまま飲む | ★★★★☆ | ★★★★★ |
色で見分ける方法もあります。
新鮮で上のランクの粉ほど鮮やかな緑になり、古くなると赤茶けた色に変わります。
袋を開けたときの色は、買った粉の状態を教えてくれる分かりやすい目印です。
お湯の温度と茶漉しで、ざらつきは消える
家で点てるときにつまずくのは、粉が溶けきらずに残る点です。
原因は湯の温度と、粉がもともと固まっていることの2つでした。
沸騰したての湯を使うと渋みが強く出ます。
一度別の器に移して30秒ほど置くと、ちょうどいい温度まで下がりました。
茶筅の動かし方は文字で読むより見たほうが早いので、日本茶インストラクターが点てている動画を置いておきます。
ラテにするなら、少量の湯で粉を先に溶いてから牛乳を注ぐと分離しません。
冷たい牛乳にいきなり粉を入れると、正直これはうまくいかないと分かるくらいダマになります。
開封したら1か月、色が変わる前に使い切る
抹茶は空気と光に弱く、開けた瞬間から風味が落ちていきます。
封を切ったら1か月を目安に使い切ると、香りが残っているうちに楽しめるという感覚でした。
保存は冷蔵庫ではなく冷凍庫が向いています。
冷蔵庫から出すと結露して湿気るので、小分けにして冷凍し、使う前に室温へ戻す流れが安全でした。

一緒に用意しておくと使い勝手が上がるのが、茶漉しと小さめの泡立て器です。
茶筅がなくてもミルクフォーマーで代用でき、1000円以下で買えます。
道具を先にそろえておくと、粉を買った日から点てられます。
坂本 真紀食品と飲料まわりを担当する筆者です。今回は宇治の茶園が公開している資料と、製菓材料店の担当者へのリサーチをもとに、ランクごとの味の違いと用途の分け方を確認したうえで書いています。


