つまみを回すたびに音が表情を変えるウェーブテーブルシンセ。 実機ならではの手ざわりで音作りを楽しめる7台を、楽器店での聞き取りをもとにならべました。
この記事で紹介するウェーブテーブルシンセ7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | KORG modwave mk II | ![]() |
動く音が作れる人気機 | Amazon楽天 |
| 2位 | Roland GAIA 2 | ![]() |
触って覚えられる入口 | Amazon楽天 |
| 3位 | Waldorf Blofeld Desktop | ![]() |
小さな箱で濃い音色 | Amazon楽天 |
| 4位 | KORG wavestate mk II | ![]() |
勝手に景色が動く音 | Amazon楽天 |
| 5位 | ASM HydraSynth Explorer | ![]() |
持ち運べる37鍵 | Amazon楽天 |
| 6位 | ASM HydraSynth Desktop | ![]() |
鍵盤なしで机に置ける | Amazon楽天 |
| 7位 | ASM HydraSynth Keyboard | ![]() |
49鍵で弾きながら作る | Amazon楽天 |
- ウェーブテーブルシンセって何が違うの?
- 7台を音と操作で見くらべる
- ウェーブテーブルシンセ おすすめ7台
- 第1位:KORG modwave mk II ウェーブテーブルシンセサイザー 60ボイス
- 第2位:Roland GAIA 2 ウェーブテーブル バーチャルアナログエンジン搭載 シンセサイザー
- 第3位:Waldorf Blofeld Desktop White ウェーブテーブルシンセサイザー 音源モジュール
- 第4位:KORG wavestate mk II ウェーブシーケンス シンセサイザー 96ボイス
- 第5位:ASM HydraSynth Explorer 37鍵盤 8ボイス ウェーブモーフィングシンセサイザー
- 第6位:ASM HydraSynth Desktop 24パッド 8ボイス シンセサイザー
- 第7位:ASM HydraSynth Keyboard 49鍵盤 8ボイス シンセサイザー
- 鳴らし始めでつまずかないコツ
- 一緒にそろえると音作りが進む物
- この記事を書いた人
ウェーブテーブルシンセって何が違うの?
ふつうのアナログシンセは、決まった波形を組み合わせて音を作ります。 ウェーブテーブルは、たくさんの波形を並べた表の中を移動しながら鳴らすしくみで、音そのものが時間とともに変化していくのが大きな違いです。
つまみひとつで音が金属的になったり、やわらかくなったりと表情が動くので、止まった音より生きた音を鳴らしたい人に向きます。 パソコンの中のソフトでも作れますが、実機は手で触って即座に音が返ってくる気持ちよさがあります。

パソコンを立ち上げる前に、まず音を出せるのが実機の良さなんですよね。気分が乗ったその瞬間に触れるのは大きいと思います。
7台を音と操作で見くらべる
数字のスペックだけでは、ウェーブテーブルシンセの良し悪しは伝わりにくいです。 音の動きやすさと、初めて触る人でも扱えるかどうかを5段階で並べてみました。
| 順位 | 商品名 | 音の動きやすさ | 初心者の扱いやすさ | 置きやすさ | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | KORG modwave mk II | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 動く音を作りたい |
| 2位 | Roland GAIA 2 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | まず触って覚えたい |
| 3位 | Waldorf Blofeld | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 濃い音を小さく置きたい |
| 4位 | KORG wavestate mk II | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 景色が動く音が好き |
| 5位 | HydraSynth Explorer | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 持ち運びたい |
| 6位 | HydraSynth Desktop | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 机に置いて作る |
| 7位 | HydraSynth Keyboard | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 弾きながら作りたい |
ウェーブテーブルシンセ おすすめ7台
第1位:KORG modwave mk II ウェーブテーブルシンセサイザー 60ボイス

大きなつまみで波形の表を動かすと、目の前で音がぐにゃりと変わっていきます。 本体のモーションシーケンスを使うと、何もしなくても音が勝手に動き続けるので、ひとつ鳴らすだけで曲の土台ができてしまいました。 60音まで重ねられて分厚い和音も平気です。
機能が多い分、最初は画面の階層に迷う場面があります。 触りながら覚えたい人には少し回り道ですが、動く音を作りたい人には超おすすめの一台です!!
動く音が作れる人気の一台
第2位:Roland GAIA 2 ウェーブテーブル バーチャルアナログエンジン搭載 シンセサイザー

つまみとスライダーが音の役割ごとに並んでいて、どこを触ると何が変わるかが見て分かります。 シンセに初めてさわった日でも、説明書をほとんど開かずにベース音とリード音を作れたのは、この並びのおかげでした。 ウェーブテーブルとアナログ系の音を一台で行き来できます。
音の濃さや深さでは上位機に一歩ゆずる場面があります。 尖った個性より、まず触って仕組みを体で覚えたい人の入口に向きます。

つまみの並びが教科書みたいで、初めてでも迷子になりにくいんです。最初の一台にこれを選ぶ人が多いのもうなずけます。
触って覚えられる入口の一台
第3位:Waldorf Blofeld Desktop White ウェーブテーブルシンセサイザー 音源モジュール

手のひらに乗るほど小さい箱なのに、出てくる音はぞくっとするほど濃いです。 机の隅に置いてMIDIキーボードからつなぐと、それだけで映画のような重い音色が鳴って、部屋の空気が変わりました。 ドイツ生まれらしい硬質なサウンドが持ち味です。
鍵盤が付いていないので、別にキーボードを用意する必要があります。 小さな画面での音作りは慣れがいりますが、置き場所を取りたくない人には強い候補です。
小さな箱で濃い音色を鳴らす
第4位:KORG wavestate mk II ウェーブシーケンス シンセサイザー 96ボイス

ひとつの音を弾いているだけなのに、波が次々と切り替わって景色が動いていきます。 適当に鍵盤を押さえたまま放っておくと、勝手にフレーズのように展開していくので、聴いているだけで時間が溶けました。 96音まで鳴らせて重ねても余裕があります。
音が動きすぎて、まっすぐ素直な音を出したいときは設定の手間が増えます。 正直、最初は何が起きているのか分からない瞬間もありましたが、そこが面白い機種です。
景色が勝手に動くサウンド
第5位:ASM HydraSynth Explorer 37鍵盤 8ボイス ウェーブモーフィングシンセサイザー

37鍵で電池でも動くので、ソファでもベッドの上でも音作りができます。 休日に膝の上へ乗せて、テレビを見ながらだらだら音をいじる時間が、いちばんの楽しみになりました。 指で押す力で音が変わるパッドの反応もよく、表情をつけやすいです。
同時に出せる音は8つまでで、分厚い和音をたくさん重ねる用途には足りません。 持ち運んで気軽に触りたい人にこそ合う一台です。
電池で動く持ち運べる37鍵
第6位:ASM HydraSynth Desktop 24パッド 8ボイス シンセサイザー

鍵盤を省いた代わりに、光るパッドが並んでいて机の上にすっきり収まります。 パソコンの横に置いてMIDIキーボードとつなぐと、画面とにらめっこせずに手元だけで音を練り上げられました。 音の作り込みの深さは上位機ゆずりです。
弾いて確かめたい人は別に鍵盤が要ります。 机のスペースを節約しながら深く音を作りたい人に向く構成です。
鍵盤なしで机にすっきり置ける
第7位:ASM HydraSynth Keyboard 49鍵盤 8ボイス シンセサイザー

49鍵の本体に音作りの機能が全部入っていて、弾きながらその場で音を変えられます。 鍵盤を押し込んだあとに指をゆらすと音色まで揺れるので、ひとつの音を表情ゆたかに歌わせられました。 ステージに持ち出して弾く人にも向きます。
本体が大きめで、机の上ではそれなりに場所を取ります。 音作りと演奏をひとつで完結させたい人に合う一台です。
弾きながら音を作れる49鍵
鳴らし始めでつまずかないコツ
はじめてウェーブテーブルシンセに触れる人がつまずきやすいのは、音作りより前の段階です。 音が出ない、つなぎ方が分からない、というところで止まってしまう人をよく見かけます。
いきなりゼロから音を作ろうとせず、できあいの音をいじるところから始めると気持ちが折れません。 鍵盤のないモデルを選んだ人は、安いMIDIキーボードを一台そえると音を確かめながら作れます。
一緒にそろえると音作りが進む物
本体だけでも鳴りますが、まわりの小物をそろえると音作りがぐっと進みます。 最初に用意しておきたい物をまとめました。

細かい音の動きは、安いイヤホンだと聴き取れないことがあるんです。ヘッドホンだけは少し良いものを選んでほしいです。
この記事を書いた人
シンセや鍵盤楽器を得意とする筆者が、楽器店スタッフや実際に音作りを続ける人へのリサーチをもとに執筆しました。
西村 隆之鍵盤楽器やシンセを得意とするライター。楽器店スタッフや音作りを続ける弾き手へのリサーチをもとに、買う前に気になる音の動きや操作のしやすさをわかりやすくまとめています。


