押し入れで眠っている昔のネガを、色あせる前にデータにできるのがフィルムスキャナーです。パソコンいらずの手軽なタイプから、プロ級の高画質モデルまで、画質や使いやすさで見比べて7つ選びました。
この記事で紹介するフィルムスキャナー7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ケンコー KFS-14DF | ![]() |
差し込むだけの手軽さ | Amazon楽天 |
| 2位 | サンワダイレクト 400-SCN058 | ![]() |
最大2200万画素の高精細 | Amazon楽天 |
| 3位 | Plustek OpticFilm 8200i Ai | ![]() |
赤外線でキズやほこりを除去 | Amazon楽天 |
| 4位 | サンワダイレクト 400-SCN067 | ![]() |
7インチ画面で確認しやすい | Amazon楽天 |
| 5位 | Plustek OpticFilm 8300i Ai | ![]() |
最大7200dpiのプロ仕様 | Amazon楽天 |
| 6位 | ケンコー COMBO KFS-14C5L | ![]() |
プリント写真もデータ化できる | Amazon楽天 |
| 7位 | サンワダイレクト 400-SCN065 | ![]() |
ブローニー120にも対応 | Amazon楽天 |
フィルムスキャナーでできること
フィルムスキャナーは、昔のネガやポジフィルムを読み込んでデジタルデータに変えてくれる機器です。押し入れにしまったままのフィルムを、色あせる前にスマホやパソコンで見られる形に残せます。
写真は時間とともに劣化していきますが、データにしておけば当時の思い出をそのまま保てます。スマホに転送できるモデルなら、離れて暮らす家族と写真を分け合うのも楽です。整理して場所を空けたい人にも向いています。

実家のアルバムのネガ、そろそろデータにしておかないと本気でヤバいかも…
フィルムスキャナーの選び方で見ておきたいところ
選ぶときは、タイプ、センサーと解像度、保存方法、対応フィルムの4つを順に見ていくと、自分に合う一台が絞れてきます。
画質にこだわるなら、センサーと解像度も見ておきたいところです。高解像度のCCDセンサーは影の部分まできれいに出ますが、本体は大きめ。薄型で手軽なCISやCMOSは価格が抑えめで、USBから電源をとれる手軽さがあります。
保存方法も使い勝手を左右します。SDカードに直接ためられるモデルはパソコンいらずで気軽。じっくり確認しながら残したいならパソコンにつなぐタイプが安心です。写真形式はSNS向けのJPEG、劣化を抑えたいならPNGを選べます。
もうひとつ、対応フィルムです。ふつうのカメラや写ルンですは35mmなので、たいていのモデルで大丈夫です。中判のブローニー120や110フィルムを取り込みたいときは、対応しているか買う前に確かめてください。
フィルムスキャナーのおすすめ7選を画質と使いやすさで比較
手軽さ重視の一台から、色までこだわるプロ仕様まで、画質や使いやすさ、価格のバランスを口コミや仕様と照らし合わせて並べました。実際に触れたものは正直な感想も添えています。
第1位 ケンコートキナー フィルムスキャナー KFS-14DF

フィルムを横から差し込むだけで取り込める、5インチ液晶つきの手軽な一台です。手元で試してみたところ、ホルダーの付け外しがいらないぶん、テンポよくどんどんスキャンできて気持ちよかったです。パソコンなしでSDカードに保存できます。
ネガを画面で反転表示して確認できるので、仕上がりを見ながら進められます。1300万画素で家庭用には十分な画質。はじめの一台に選びやすい定番です。
ただ、プロ機のような色の追い込みまではできません。あくまで手軽に思い出をデータ化する用途と考えると、価格とのつり合いに納得できます。
差し込むだけの手軽な定番
第2位 サンワダイレクト フィルムスキャナー 400-SCN058

最大2200万画素と、この価格帯では高めの解像度をもつ5インチモニタ搭載モデルです。ネガもポジも取り込めて、口コミでは細部までくっきり残せると好評でした。HDMIでテレビにつなげば、大画面で確認しながら作業できます。
スキャンした写真はパソコンなしでSDカードに保存できるので、思い立ったときにすぐ始められます。画質と手軽さのちょうどいいところをねらった一台です。
画素数が高いぶん、1枚あたりの保存データも大きめになります。たくさん取り込む人は、容量に余裕のあるSDカードを一緒に用意しておくと安心です。
最大2200万画素の高精細タイプ
第3位 Plustek OpticFilm 8200i Ai

赤外線でフィルムのキズやほこりを見つけて消してくれる、画質にこだわる人向けのモデルです。古いネガほど細かい傷が出やすいので、この機能があると仕上がりがぐっときれいになります。付属の編集ソフトで色も追い込めます。
パソコンにつないで使うタイプで、確認しながらじっくり残せます。数は多くないけれど大切な一本を、できるだけよい状態で残したい人にうってつけです。
パソコンと専用ソフトが前提なので、手軽さでは液晶つきのモデルにゆずります。1コマずつていねいに取り込むぶん時間もかかるので、量より質で選びたい人向きです。
赤外線でキズやほこりを自動除去
第4位 サンワダイレクト フィルムスキャナー 400-SCN067

7インチの大きな画面で、取り込んだ写真を確認しながら操作できるモデルです。画面が大きいと、ピントや向きの間違いにすぐ気づけて、やり直しが減ります。パソコンなしでSDカードに保存でき、スライドショーで家族と見返すのも楽しいです。
35mmのほか126や110フィルム、スライドにも対応しているので、いろいろな古いフィルムをまとめてデータにできます。画面の見やすさを重視する人にうれしい一台です。
画面が大きいぶん本体もやや場所をとります。机まわりのスペースを確認してから迎えると、置き場所に困りません。
7インチ画面で確認しやすい
第5位 Plustek OpticFilm 8300i Ai

最大7200dpiという高い解像度で取り込める、プロ寄りの本格モデルです。引き伸ばしてプリントしたい写真や、細部まで残したい大切な一枚に力を発揮します。赤外線のキズ除去も入っていて、仕上がりの手直しが少なくてすみます。
写真愛好家からの評価が高く、フィルムの持ち味をしっかり引き出せる一台です。長く付き合える相棒を探している人に向いています。
価格は高めで、パソコンでの作業が前提です。手軽さより画質を最優先する人向けで、ちょっと使いには持て余すかもしれません。用途をはっきりさせて選ぶのが安心です。
最大7200dpiのプロ仕様
第6位 ケンコートキナー COMBOフィルムスキャナー KFS-14C5L

フィルムだけでなく、現像ずみのプリント写真もデータにできるCOMBOタイプです。ネガが見当たらない古い写真も取り込めるので、アルバムまるごとデジタルにしたい人に向いています。パソコンなしでSDカードに保存できます。
35mmフィルムに加えて126や110にも対応。一台で写真もフィルムもまかなえるので、家じゅうの思い出をまとめて整理したいときに頼りになります。
いろいろこなせるぶん、フィルム専用の高級機ほどの解像度ではありません。とはいえ家庭で見返したり共有したりするには十分で、幅の広さが持ち味です。
プリント写真もデータ化できる
第7位 サンワダイレクト フィルムスキャナー 400-SCN065 ブローニー対応

中判のブローニー120フィルムに対応した、めずらしいモデルです。ふつうのスキャナーでは取り込めない大きなフィルムをデータにできるので、昔ちゃんとしたカメラで撮っていた人には待望の一台。これに救われる人、けっこういるはず!!
1400万画素で4.3インチ画面つき、HDMIでテレビにも映せます。35mmや127、スライドにも対応していて、いろいろなフィルムを一台でまかなえます。
いろいろなフィルムに対応するぶん、35mm専用機と比べると1コマの取り込みに少し手間がかかります。ブローニーを取り込みたい人には代えがきかない存在なので、目的が合えば頼れます。
中判ブローニー120にも対応
タイプ別に7台をざっくり見比べる
画質と、パソコンなしで使えるかどうかを軸に、対応フィルムの幅も合わせて並べました。星は口コミと仕様をもとにした目安です。
| 商品 | 対応フィルムの幅 | 画質 | パソコンなしで使える | 手軽さ |
|---|---|---|---|---|
| ケンコー KFS-14DF | 35mm、110、126 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| サンワ 400-SCN058 | 35mm、110、126 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Plustek 8200i Ai | 35mm、スライド | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
| サンワ 400-SCN067 | 35mm、110、126 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Plustek 8300i Ai | 35mm | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| ケンコー COMBO | 写真も35mm他 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| サンワ 400-SCN065 | ブローニー120他 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
データ化した写真を長く残すために
取り込んだ写真は、SDカードだけに置いておくと、うっかり壊したときに消えてしまいます。パソコンや外付けの保存先、クラウドにもコピーして、二か所以上に残しておくと安心です。
まずは手軽なモデルで気軽に始めて、こだわりが出てきたら高画質機に進む、という流れもおすすめです。眠っていたフィルムをデータにして、いつでも見返せる形で思い出を残してください。

おじいちゃんが撮ってた昔の写真、データにしたら家族みんなで見返せて泣けた
西村 隆之ガジェットや暮らしの道具を得意とする筆者。メーカーや販売店へのリサーチと、実際に使ってみた感想をもとに記事を執筆しています。買う前に確かめておきたい本音の使い勝手を、読者目線で分かりやすく紹介するよう努めています。


