衣装ケースの捨て方と解体|タイプ別に粗大ごみか無料の収集かを分け、30分で切るやり方【2026年9月】

ishou-case-sutekata-kaitai 衣装ケース
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衣装ケースの捨て方は、そのまま出せば粗大ごみ、解体して小さくすればプラスチックごみか燃えないごみ、と自治体の決まりで分かれます。多くの自治体は「一辺が30cm(または50cm)を超えるものは粗大ごみ」としているので、引き出し式の衣装ケースはそのままだと粗大ごみで1個300〜500円かかり、のこぎりで30cm以下に切れば無料の収集に出せます。ここでは、【タイプ別】に衣装ケースの捨て方を分け、解体のやり方、道具、自治体ごとの決まりの見方、捨てる以外の手放し方、向く3点、よくある疑問を、見出しを細かく分けて書きます。

まず自治体のルール。30cmか50cmが粗大ごみの境目

捨て方を決める前に、自治体のごみのページで2つを確かめます。1つ目は粗大ごみの大きさの基準で、東京23区は一辺30cm以上、多くの市は一辺50cm以上(または30cm以上)が粗大ごみ、2つ目はプラスチック製品の分別で、「プラスチック資源」として無料で回収する自治体と、「燃えないごみ」や「燃えるごみ」に入れる自治体があり、この2つで「解体すれば無料か」「何のごみで出すか」が決まります。粗大ごみとして出すなら、電話かインターネットで申し込み、コンビニで処理券(シール)を買って貼り、指定日に家の前に出します。料金は衣装ケース1個で300〜500円、3段のものは1個扱いか段ごとに1個かが自治体で違うので、申し込み時に聞きます。

【タイプ別】引き出し式のプラスチック衣装ケース

一番多い、半透明のポリプロピレンの引き出し式です。引き出しを抜いて枠と分け、それぞれ一辺30cm以下(自治体の基準以下)に切れば、プラスチック資源か燃えないごみで無料で出せ、切らずに出すなら1個300〜500円の粗大ごみになります。3段や4段の積み重ね型は、段ごとに分かれるので、切らずに1段ずつ粗大ごみに出すと1個ずつ料金がかかることがあり、解体して出す方が安く済みます。ポリプロピレンは柔らかいので、のこぎりで切れます。

【タイプ別】フタ付きの収納ボックス

フタと本体が分かれる、衣装ケースより浅い箱型です。フタは30cmを超えることが多いので半分に切り、本体は側面を切って平らにすると、どちらもプラスチック資源か燃えないごみで出せ、小さい箱型(一辺30cm以下)ならそのまま出せます。キャスター付きのものは、キャスターの金属部分を外して金属ごみに分けます。取っ手が金属のものも同じです。

【タイプ別】不織布や布の衣装ケース

不織布や布製で、折りたためる衣装ケースです。中に入っている骨組み(プラスチックや段ボールの芯)を抜き、布の部分は燃えるごみ、骨組みはプラスチック資源か燃えないごみに分け、ファスナーの金属は付いたままでも燃えるごみに出せる自治体が多く、折りたためば粗大ごみにはなりません。汚れやカビがひどいものは、袋に入れて燃えるごみに出します。

【タイプ別】木製や金属製の衣装ケース、桐のたんす

木製や金属製は、解体の手間が大きいので粗大ごみに出すのが早いです。木製は解体すればのこぎりで切って燃えるごみに出せますが、板が厚く時間がかかるため粗大ごみで500〜1,000円を払う方が楽で、金属製はねじを外して板にすれば金属ごみになり、桐のたんすは状態がよければ買い取りや引き取りの業者もあります。ガラスの扉が付いているものは、ガラスを外して割れ物として別に出します。

解体のやり方。引き出しを抜き、角を避けて切る

プラスチックの衣装ケースは、30分ほどで解体できます。まず引き出しを全部抜き、枠を横に倒して、角ではなく平らな面をのこぎりで30cm以下に切り、引き出しは前板と底板の境で切って2つにし、切った角で手を切らないために手袋をして、切りくずは新聞紙の上に落として袋に集め、自治体の指定の袋に入れて出します。ポリプロピレンは冬に硬くなって割れやすいので、暖かい部屋で作業します。厚い枠はカッターで筋を入れてから折ると、のこぎりを使わずに割れます。ハンマーで叩くと破片が飛ぶので、のこぎりかカッターで切る方が安全です。

道具 使う場面 注意
粗大ごみ解体用ののこぎり 枠と引き出しを30cm以下に切る プラスチック用の刃を選ぶ。木工用は詰まる
大型のカッター 薄い板に筋を入れて折る 刃を短く出す。折るときは手袋
耐切創の手袋 切り口を持つとき 切り口は鋭いので軍手では足りない
新聞紙と袋 切りくずを集める 細かい破片は掃除機で吸う

捨てる以外の手放し方。譲る、売る、回収してもらう

まだ使える衣装ケースは、捨てずに手放す方法があります。状態がよければ地域の掲示板やフリマアプリで0円から数百円で引き取り手が付き、引っ越しの多い3月と4月は需要があり、新しい衣装ケースを買う店によっては古いものを引き取り、不用品回収の業者は1個1,000円前後で家まで取りに来ます。不用品回収は、自治体の許可を持つ業者かを確かめてから頼みます。無許可の業者に頼むと、不法投棄されたときに依頼者も責任を問われることがあります。

向く3点

解体に使う、のこぎり、カッター、手袋の3点を選びました。価格は2026年9月19日時点のAmazonの表示です。

角利産業 粗大ゴミ解体 折込鋸 210mm

粗大ごみの解体用に作られた、折りたたみののこぎりです。刃渡り210mmの黒い刃で、プラスチックと軽い金属を切れ、刃の角度が2段階に変えられ、替刃式で、日本製の刃を使い、価格は約1,627円です。衣装ケースのほか、プラスチックの収納棚やパイプにも使えます。

オルファ 大型カッター 万能L型 11B

薄いプラスチックの板に筋を入れて折るときの、大型のカッターです。刃の幅が広い大型の刃で、ねじで刃を固定するネジロック式、替刃はどこでも手に入り、価格は約441円です。のこぎりを使わずに、引き出しの薄い板を割る作業に向きます。

パナソニック タングステン耐切創手袋 Mサイズ

切り口を持っても手を切らない、耐切創の手袋です。タングステンの糸を織り込んだ耐切創レベルFの手袋で、手のひらにゴムのコートがあり滑らず、洗濯して繰り返し使え、価格は約1,861円です。プラスチックの切り口は鋭いので、軍手ではなくこの手袋を使います。

よくある疑問

疑問 答え
解体しても粗大ごみになる? 自治体の基準(30cmか50cm)より小さく切れば、ならないところが多い。ページで確かめる
プラスチック資源で出せる? 自治体による。製品プラスチックを回収する自治体なら可、そうでなければ燃えないごみ
3段の衣装ケースは何個分? 1個扱いの自治体と、段ごとの自治体がある。申し込み時に聞く
処理券はどこで買う? コンビニやスーパー。自治体の名前が入ったものを買う
解体に何分かかる? 3段の衣装ケースで30分ほど。冬は割れやすいので暖かい部屋で
引っ越しで大量にある 自治体の粗大ごみは1回の個数に上限があることが多い。早めに申し込む

衣装ケースの捨て方は、そのままなら粗大ごみ、自治体の基準より小さく解体すればプラスチック資源か燃えないごみ、と分かれます。引き出し式は引き出しを抜いて枠と分け、のこぎりで30cm以下に切れば無料で出せることが多く、木製や金属製は粗大ごみに出す方が早く、まだ使えるものは譲るか売るか引き取ってもらえば、お金も手間もかかりません。まず、自治体のごみのページで粗大ごみの大きさの基準と、プラスチック製品の出し方を確かめてから、解体するか粗大ごみに出すかを決めてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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